太陽光発電

助成制度例(補助金について)

活用可能な補助金(2020年度実績)

導入時に活用できる優遇税制    中小企業経営強化税制が活用できます

■ 中小企業経営強化税制とは?
「アベノミクス」の一環で、質の高い設備投資の促進によって事業者の生産性向上を図り、我が国経済の発展を図るため、「先端設備」や「生産ラインやオペレーションの改善に資する設備」を導入する際の税制措置として新設されたもの。
中小企業者等が設備投資を行う際に利用できる税制措置になっており、更に厚い税制措置を受けることができます。

総費用1,000円の太陽光発電システムを一括償却した場合
全体の税制対象 1. 資本金3,000万円以下の法人等及び個人事業者  → 即時償却又は10%の税額控除
2. 資本金3,000万円超~1億円以下の法人      → 即時償却又は7%の税額控除

■ 優遇税制メリット
1,500万円 × 30% = 450万円税金のメリット
総費用1,000万円の太陽光発電システムを購入し、優遇税制を活用した場合
( 1,500万円 - 450万円 ) ÷ 118.8万円 = 8.8年回収

二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金
「地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業」

項目 内容
補助対象建物 防災拠点:医療機関・診療施設・物資供給拠点(スーパー、ドラッグストア)
避難施設:災害時に避難所として運営可能な施設(事務所、学校など)
補助対象事業者 法人・個人事業主
補助対象設備
  1. 再生可能エネルギー設備、未利用エネルギー設備(太陽光、風力、小水力等)
  2. コージェネレーションシステム(停電対応仕様のもの)
  3. 省エネルギー設備(空調、照明、給湯、EMS、変圧器)
  4. ※災害時に1、2からエネルギー供給を受けて稼働するものに限る
  5. 蓄電池設備(太陽光発電設備を導入する場合は必須)
要件
  • 対象施設において防災協定を地方公共団体と締結済みである(締結予定可)
  • 再生可能エネルギーは平時において自家消費し、災害時に自立的に稼働する機能を有する
  • 土砂災害危険性地域に想定されていない地域
  • 浸水被害危険性地域に想定される場合は、浸水時にも設備を稼働させる措置を講じる
補助対象経費 設備費・工事費
補助率 1/2
補助限度額 上限なし、下限200万円

【補助金特徴】
地域の防災計画等に位置付けられているなど要件はあるが、最大補助率は設備工事費用の1/2となる。

二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 「CO2削減ポテンシャル診断推進事業」

1.  CO2削減ポテンシャル診断事業
項目 内容
補助対象建物 工場・倉庫・商業施設・医療介護施設等
補助対象事業者 法人(同一法人は3事業所まで応募可能)
補助対象設備 診断にかかる委託料及び、その他必要な経費 CO2排出量 年間3,000t ↓ 電気・ガス・油代含め 年間1億円未満
要件
  • 直近における年間CO2排出量が50トン以上3,000トン未満
  • 直近2期決算にて連続で債務超過でないこと
補助対象経費 診断費用(執行団体により認定された機関による診断費用)
補助率 9/10(1割のみ負担)
補助限度額 中小企業は90万円(大企業は110万円)

【補助金特徴】
直近2期で債務超過でないことと、年間のCO₂排出量が50トン以上3,000トン未満の要件を満たせば、ポテンシャル診断に関わる委託料などの9/10の補助がでる。

2.  低炭素化機器導入事業
項目 内容
補助対象建物 工場・倉庫・商業施設・医療介護施設等
補助対象事業者 法人
補助対象設備
  • 設備全般、再生可能エネルギー(自家消費だけはNG)
    ※必ず診断結果報告書で提案されていること
    ※LED照明機器の導入に伴う工事は500万円が上限
要件
  • 環境省のCO2ポテンシャル診断事業を実施していること
  • 直近2期決算にて連続で債務超過でないこと
  • 基準年度と比較して20%以上削減できること 等
補助対象経費 設備費・工事費
補助率 中小企業:1/2、中小企業以外及びリース業:1/3
補助限度額 2,000万円(LED照明機器のみ導入する際は500万円が上限)

【補助金特徴】
上記のポテンシャル診断を受診している事が補助設備の対象となり、最大補助率は設備工事費用の1/2となる。

「利用できる助成金があるか」等、お気軽にご相談ください。