省エネ対策

建屋にまつわる省エネ技術のご紹介

防水・断熱吹付工法の事例

先代社長が立てた工場で部品加工を行っており、建屋自体が非常に古くなっていました。築20年以上が経過すると、あちこちから雨漏りして、ちょこちょこ補修をしていたもののイタチごっこで修理が追いつかなくなりました。また、夏場になると非常に暑くなり、作業場環境の過酷さが社内でも問題となっていました。
当初は吹き替えやカバー工法を検討していましたが、耐震性やイニシャルコストがかかることを考えると、なかなか改修工事まで一歩が出ず足踏みをしていました。 そこで見つけた工法が、防水&断熱&補強が可能な吹付工法でした。この工法は、吹き付けにより補強防水層・断熱発泡層・トップコート層の3層を形成する工法です。とても軽く丈夫な素材で、速乾性が有るので工期も短いのが最大の特徴です。
この吹付工法によって、雨漏り対策や工場内の暑さ対策ができています。防水は10年の保証付きですので安心して導入しました。

常温ガラスコーティングの事例

建屋自体が古いということもあって、だいぶ劣化が進行していました。それでも長くきれいに使えるようにと、毎年従業員に汚れた壁の清掃(高圧洗浄)を恒例行事のように行っていました。しかしながら、毎年汚れていく自社工場を見て「毎年掃除するのはなんだかばかばかしいな」と思うようになったのがきっかけです。
このガラスコーティングは、常温で液体状を保っている特殊なガラスで乾くと性質上固形ガラスと変わらないという特殊な素材です。例えば、建屋に一度塗れば、建屋がガラス被膜に覆われた状態となります。ガラス被膜に覆われた建屋(屋外設置されたキュービクル等も可)は、防汚・防食・防錆・耐塩害・耐薬品など様々な防衛機能が付加される事になります。
この技術で、建屋がほとんど汚れなくなったので、毎年の恒例行事(建屋清掃)が一つ減りました。少し寂しい気もしますが、従業員は大変喜んでいるみたいです。工場へ来場されるお客様も多いので、常にキレイで清潔感のある美観を保てていることがちょっとした自慢でもあります。

害鳥忌避剤の事例

自社工場では以前より害鳥被害で困っていました。工場内に巣を作られ、いなくなったかと思うと駐車場に良くフンを落としたり、駐車場ならまだしも、梱包後の製品出荷前にフンを落とされないか気が気ではありませんでした。害鳥対策として、害鳥対策ネットや剣山等いろいろ試したものの、全く効果が見られず半ばあきらめていました
いろいろ調べていくと、害鳥対策効果を3年間保証している業者がいることが分かりました。植物油(ハーブ系エキス)とカプサイシン(唐辛子の辛味成分)が主成分のジェルを使っているみたいです。とにかく、効果を3年間無償保証するという自信を買って試してみました
するとあれほどまでにしつこく住み着いていたが害鳥が一羽もいなくなったのです。朝に施工してもらって夕方には効果が出ていてびっくりしました。

高性能遮熱シートで工場内の暑さ対策(熱源の放熱対策)

成型機の金型部分に蒸気熱を使用していたため、夏場は工場内が暑く、ボイラーの燃料費も高い、という課題がありました。
そんな時に、この遮熱シートを見つけました。最初は半信半疑でしたが、無料サンプルをいただき、熱源に“お試し”ということで貼ってもらいました。
暑さ改善(放熱対策)としての効果は確かに体感できたので導入しました。いろいろ専門的な説明はしていただきましたが、体感できたのが導入の一番の理由です。
今後は、燃料費の削減測定も行っていきたいです。また、来年は電気ヒーター等の他の熱源にも施工していこうと考えています。

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