以前は水銀灯を使用しており、倉庫内が暗く作業効率が下がっているのではないかという懸念がありました。
しかし、LEDだと証明直下は明るくギラギラ光るが、眩しすぎたり、製品に反射して、逆に作業効率が下がることを懸念し、導入をためらっていました。
いろいろ調べてみると無電極ランプは、LEDに比べ光が広範囲に広がるため場内全体を明るく照らし、ぎらつきがないので導入を決めました。
作業効率を下げることなく、消費電力を導入前と導入後では電力量を76%も削減 することに成功しています。
省エネ対策
照明設備にまつわる省エネ技術のご紹介
LEDの導入を検討しており、WEBで独自に調べていたところ、センサー感知式のLED照明の事を知りました。
このセンサー付きの高天井LEDは、センサーが人の動きにを感知して自動で点灯と消灯が可能で、現場の作業員一人一人の協力が無くても作業していない場所では、勝手に消灯してくれるので、究極の省エネが出来るなと思いました。
導入前に、本当に自社の倉庫で効果が出るのかどうか知りたかったので、庫内の稼働率を計測器で測定してもらいました。測定の結果、 稼働率は30%程度(倉庫の稼働が10時間/日であれば実際に人が作業している時間は3時間/日程度)だということが判明し驚きました。測定したデータから実際どれくらい省エネ出来るかを計算していただくと、80%も削減できるとのことで早速導入しました。
また、倉庫全体が消灯状態になると安全性や防犯対策が気になるところですが、作業員を感知していない時にほんのり20%点灯が、簡単なリモコン操作でできたりと使い勝手も良く、本当に良い製品に出会えてよかったなと思っています。
弊社では、細かな作業工程や製品の仕上がりチェック(検品)工程が多い為、作業員の目視や視認性が重要視されます。このため長い間ずっと、高効率照明には切り替えず、既存の灯具や電球をそのまま使ってコストが抑えられる方法を探していました。
そして、たどりついたのが、安定期を高効率のものに切り替えるという方法です。この方法により、作業環境を変えることなく、ランニングコストを43%(実測値)押さえることが出来ました。また、省エネ安定期では、フィラメントの劣化の原因となるONOFF時の過剰電流を緩和することが出来るので、既存の電球が長寿命化することができ、消耗品にかかるコストも削減され大変助かっています。
弊社では、水産加工を行っております。うちの工場では夜間も工場が稼働しているので、照明は常に点けっぱなしでした…。
この人感センサー付きの国産LEDは、センサーで無駄な電力消費を防ぐことが出来るので、まさにうちの工場に最適な照明でした。特に、 夜間稼働時は必要な場所(作業中の場所)だけ点灯している状態なので、大幅な電気代削減が見込め、これが導入の決め手になりました。
これまで、照明の電気代だけで年間91万円かかっていたのが、導入後は、年間17万円まで電気代を削減することが出来ました。まさか、8割も電気代を削減できると思っておらず、びっくりしました。こんなに削減できるのだったら、もっと早く導入すればよかったな…なんて思っています。